2009年 08月 22日
気中に浮遊する粒子
◆計測法の高度化と回収技術の開発
大気中には様々な微粒子が存在し、これらは地球規模での環境問題と密接に関連しています。これらの問題の解明を行うためには、気中に浮遊している粒子(エアロゾル)の濃度、粒径分布、組成を把握しておく必要があります。例えば、火力発電所の燃焼過程における「ガスから粒子への転換」を実験室で模擬できるように、高精度な粒子計測システムを設計する必要があります。大気中の粒子の生成メカニズム(気象現象の解明)や環境および健康への影響を評価するには、これらの分析データが重要になります。
◆現在のモデル材料:重金属系、軽金属系粒子、カーボン(炭素)
テーマの一例:
◆混合ガスの凝縮により生成するナノ粒子の計測(研究手法:室内・室外実験) + with Kamiya Lab
◆大気環境中に浮遊する微粒子の捕集・回収技術開発および組成分析の研究(研究手法:室内実験、室外実験)
◆自動車排出ガス中の微粒子のリアルタイム計測の高度化(研究手法:室外実験、計算シミュレーション)+ 計測会社と共同
:: その他の研究テーマ :|: その他の研究テーマ ::
References (2007-), ...微粒子の計測に関する論文
Lab HomePage... www.tuat.ac.jp/~empat
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by empatlab
| 2009-08-22 11:35
| > 微粒子工学